小さな差は大きな差(大藪)

代表の大藪です
7月1日で創業から丸19年が経ち20年目に入りました。
起業した28歳の頃からは想像もつかない世界線になっている気がします。
最近、何気なくテレビを見ていると古典落語の話題が出ており、
落語って昔に一度だけ興味本位で観に行った程度で、
「時そば」とか「寿限無」とか有名なのを聞いたことあるぐらいで
よくわかってなかったのですが、
すごく感心したのが
古典落語って言うのはマニュアルトークのように
内容が全く同じなのに
めちゃくちゃウケて会場が大爆笑になる人と
つまんない人がはっきり分かれるらしいです。
何かこのAI時代での生き残る教訓がそこにあるなと思いました。
要は、最近よく言われるAI、ロボットに取って代わられる職業とかも
まさにこの人間にしか出せない価値が大事なんだなと。
私たち営業職もよく似ていて
同じ商品を売っているのにめちゃくちゃ売れる人と
そうでない人がいます。
では何が違うのか?
基本的な行動量などは当たり前ですが、
もっと深いところだと細かな所の拘りがあるかないかだと思います。
できる人は細かなところのPDCAをぶん回して成長しています。
落語では内容が同じなので、間であったり、身振り手振りだったり
ちょっとした表情の差だったり細かな差なのかなと思います。
また、何事にもNo.1には理由があると考えており、
よく参考にするのが【業界No.1】というものです!
例えばホテル業界であればアパホテルを出張によく利用するようになり、
なぜかを考えたことがあるのですが、
この差別化が難しいビジネスホテル業界でNo.1になるビジネス戦略もいっぱいある中、
顧客目線で見ると、”煩わしさ”がないからなのかなと感じました。
それこそ“1秒チェックイン”だったり、
枕元にコンセントがあったり、照明やベットの硬さなどなど、
たぶん気づいてないだけでもっといっぱい拘りがあるんだと思います。
昨今、対個人向けの営業が減っている中、対企業の営業が減らないのは
そこに多様な介在価値が存在しAIでは難しいノウハウが詰まっているからだと考えています。
なので、これからも拘りを存分に発揮できる領域で走り続ける以上、
より改善しサービス向上へ突き進み、
オンリーワンの会社になるべく今年のテーマは「伴走する」にしました。
顧客が求める2個上のサービスを先手先手で提供していけるような
企業へと20年目の節目までに1つでも成長したいと思います。
P.S.
創業の時に
「郊外でも売れてるパン屋はあるし
市街地でも売れてないパン屋がある」
というマーケットの言い訳をしないよう、
この合言葉を胸にリーマンショック時に
この業界に本格的に参入して今でもそれが正解だった。